なんとも馬鹿げた話だと思います。理由は現代の道路事情が昔のそれとは違い改善された事、車の性能が向上したという事などかららしいです。挙句、それに対する自動車関連の出版物では好意的に見る記事が溢れています。その記事の内容の稚拙さには疑問を感じるくらいです。
みんな法定速度のプラス10~20km/hで走るのが当たり前になっているとか、速く走れないからイライラや事故に繋がるとか、道路事情が全く違うのに、欧米の道路事情と比較して立ち遅れているとか。もう少し冷静に考えてよぉと言いたくなります。
ご存知でしょうか?各所で死亡事故は減少したと自慢?しているけど、死亡事故は減少しても負傷者数は減るどころか年々増加しここ4~5年は横ばい状態である事を。車の普及・性能の向上と共に事故の件数はそれに比例するように増加、死亡事故が減っているのは安全対策(エアバックなど)の機能が向上した事に起因するだけということを。結局、各環境が改善されたところで、性能が向上したところで、それに人間がついていってないように思います。しかも事故の内容と言えば、性質の悪いものが増えているようで?携帯電話をかけていたり、飲酒であったり、無茶苦茶な運転であったり、凡ミス(性能が向上した分、油断して)であったり。
結局、道路事情が改善しようが、車の性能が向上しようが、人間がそれに追いつかないのであれば法定速度見直しすなんて、愚かな事でしかないように思えます。そりゃ、少しでも速く走って目的地に速く到達できる方がいいに決っているんでしょうが?それで事故を起こしてひどい目にあったりひどい目にあわせたりでは・・・もう少し、慎重に議論していただきたいものです。よく議論してやっぱ駄目ですねという結論になって欲しいと思います。
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